マネーロンダリングとは
マネーロンダリング(通称マネロン)は『資金洗浄』とも呼ばれ、
- 麻薬売買
- 武器取引
- 違法ギャンブル
- 詐欺
- 汚職
- 贈収賄、等
の犯罪行為や脱税などで違法に得た資金を、偽名口座や匿名口座などを活用して様々な金融機関の口座から口座へ移したり、また様々な金融商品の取引を通じて、その出所を分からなくしたりすることをいいます。
なぜマネーロンダリングをするのか?
犯罪行為や脱税などで違法に得た資金はそのままでは【おおっぴらに使えないお金】の為、
【堂々と使えるお金】にする為にマネーロンダリングは行われます。
この行為が【汚れたお金】を【綺麗なお金】にしている事から、『資金洗浄』と呼ばれるようになりました。
実話を元にしたコロンビアの麻薬カルテルの海外ドラマ『ナルコス』では、カルテルのボスがマネーロンダリング用の会社を作る事を「洗濯機を買おう」なんて面白い表現もしていましたね。
マネーロンダリングに対する日本の対策
日本では、
- ①金融機関などによる顧客等の本人確認義務
- ②ATMでの現金振込限度額が10万円に引き下げ&10万円以上の現金振込は窓口での本人確認書類の提示義務
- ③疑わしい取引に該当すると思われる場合は、当局への届出の義務
があります。