スプレッドとは

スプレッドとは、金融用語で金利差や価格差のことです。
銀行の貸出の方法として、スプレッド融資=スプレッド貸しとも言い、CD(譲渡性預金)レートなどの市場金利に利ざや(スプレッド)を上乗せして金利を設定する貸出のことです。金利が調達コストに連動し、一定の利ざやが確保されることから、市場金利の変動に伴って収益が変動するという金利リスクを回避する方法の一つです。
預金金利の自由化が始まった1985年以降、調達に占める自由金利商品のウエートが急速に高まったことから、各金融機関とも金利リスク軽減のためスプレッド融資の拡大に力を注いでいます。